【実録】玉屋本店のジャグラーを捨てて「BIGパイオツ」へ特攻した夏の日の記憶:後編

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■ 某女子アナ似の巨乳女神、その驚愕の正体

オレンジジュースを一口飲んだユミが、少し顔を赤らめながら、小声で衝撃の告白をしてきた。 「……実は私ね、普段このすぐ近くの風俗店で働いてるんだ。でも今日は生理前で、あそこが疼いてしかたなくて……。暇つぶしにパチンコ打ちながらアプリ触ってたら、辰さんとマッチングしたんだよ」

俺はブラックコーヒーを噴き出しそうになった。あの「顔60点・体100点」の破壊力、すべてはプロの業だったか!だが、客としてではなく「PCMAX経由の対等な男女」として出会えたのは、俺の引きが強かった証拠だ。

■ 響き合う「パチスロ中毒者」のシンパシー

「さっきのジャグラー、バケ(RB)先行でキツかったでしょ? 私もカバネリで天井まで連れていかれて、もうメンタル死んでたんだよね(笑)」 「わかるばい! 玉屋のあのシマ、今日はバケに偏っとる気がしたもん。俺も82回転で捨ててきたばってん、あれ設定6の不発やったら後悔するばい」

嫁には「汚らわしい」とゴミを見るような目で見られている俺にとって、この「パチスロあるある」で盛り上がれる時間は砂漠のオアシスだ。機種の挙動を話しているうちに、初対面の壁なんて一瞬で崩壊した。同じ勝負師同士、言葉がなくても通じ合う「脳汁の出し方」が似ている。

■ 据え膳食わぬは男の恥。いざ、那珂川沿いの「ブルーリバー」へ

「……辰さん。ここ、人が多くなってきたし、二人っきりになれるところに行かない?」 その言葉は、俺の脳内ランプを虹色にフラッシュさせた。「……よかばい。行こうか」

俺たちは玉屋本店を飛び出し、営業車はサボりの証拠としてそのまま放置。那珂川の川沿いを北へわずか150m、徒歩2分の距離にある「ブルーリバー1991」へ直行した。

ここは中洲5丁目エリアでも知る人ぞ知る「昭和コスパの聖地」。休憩料金は地域最安値クラス(3,000円台〜)で、パチ屋で浮いた端玉分だけで十分お釣りが来る。外装は年季が入っているが、それが逆に「密会」の雰囲気を高めてくれる。フロントを通らずエレベーターへ直行できるこの「隠れ家感」こそが、38歳既婚おじさんにとっての、最高の設定6演出だ。

この記事を書いた人

【経歴・バックボーン】
元・中洲の黒服。不夜城・中洲の裏も表も知り尽くした「現場の生き証人」。現在は昼の仕事(営業職)に転身したが、現役時代のネットワークと「人を見る目」は健在。
私生活では「設定1」並みに冷酷な嫁の監視下にあり、自由な資金は極めて限定的。限られた「時間」と「軍資金」の中で、いかにして最大効率の快楽を毟り取るか――。その執念が、彼を「期待値社交術」のスペシャリストへと変貌させた。

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